OTSUMA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

お知らせ

ごもくめし

ごもくめし
  • 受験生
  • 在校生・保護者
  • 卒業生

英国セミナー(5)

 セミナーは多くのスタッフに支えられています。私たちと生活を共にし、一番身近な存在になっているのが、チェルトナムレディスカレッジの卒業生たち。皆、名立たる大学の1、2年生です。アンバー、ソフィー、チャーリー、リオナ、エマ、ロージーの6人は、同じハウスに寝泊まりして、実のお姉さんのように気を配ってくれています。食事の時には同じテーブルについておしゃべりをし、登校や遠足の際には、私たちの列の前と後ろについて安全を保ってくれる。1日の終わりのリフレクションタイム(今日おこなったこと、考えたことをノートにまとめる時間です)では、英文の書き方のアドバイスをし、毎日添削と感想を書いてくれるのです。こうした面倒見の良さと、姉妹のような結び付きが、ボーディングスクールの魅力なのかもしれません。5日目に訪れたオックスフォードでも、チェルトナムの卒業生で、現在トリニティカレッジでラテン文学を学んでいるハナが、さまざまな場所を案内してくれました。
 セミナーでは夕食後もプログラムが行われます。今晩は「カルチャーシェア」。互いの文化を紹介し、理解し合う試みで、イギリスのソネットと日本の俳句の特徴を説明し、それぞれ代表的な作品を読み上げました。その後は、グッとくだけて、それぞれの国のポップス(イギリスはクイーン、日本は嵐でした)を歌いお開きになりました。こんなときも卒業生たちが盛り上げてくれる。本当に頼れるお姉さんたちです。