週末2日間の会議が終了し、本校の高校２年の根岸さん、蜷川さんが参加しましたが、今年も見事優秀賞を受賞しました！！
心よりお祝い申し上げます、お二人お疲れ様でした、本当に素晴らしい活躍、おめでとうございます！

今回の議題は「宇宙利用」で、本校のペアは韓国大使として大会に臨みました。
1日目は多少苦しい展開もありましたが、2日目は中心的なリーダー国として活躍していたそうです。
コロナ禍でもある本年は一議場に生徒が集うのでなく、各学校で一名単位で教室 からの配信という過去にない形式でリモートで模擬国連が行われたそうです。
離れた場所にあってもICT活用にて、意見や考えを伝えあうことは、先の見えない時代を生き抜くうえでも大切なスキルになるはずです。
担当の教員、関先生の言葉を引用すると、
「2人の活躍は本当に素晴らしく、誰もが納得の受賞です。むしろ2日目からは最優秀賞の可能性すら感じさせてくれ、わくわくしました。
本当にすごかったです。昨年の受賞時はガッツポーズでしたが、今年は最後まで最優秀賞の可能性もあったので、優秀賞で先に校名を呼ばれたときは悔しいという気持ちの方が先だったぐらいです。」
とのこと。発表された直後、声をかけるのをためらうほどの大きな涙を流し、泣いていたそうです。あとで確認するとホットしたのと、嬉しかったのとでの涙。
なんとも清々しい心の汗ですね！ 　渋々、桐蔭という常連校と対峙し、しかも浅野、都立日比谷、麻布、女子学院、ラ・サールなどそうそうたる超有名校が集結するハードな議場の中で素晴らしい活躍でした。
これで来年5月のNY国際大会の日本代表に2年連続選ばれたことになります。（コロナで渡航が可能か心配ではありますが）
この週末の土曜日は、大妻講堂での進路講演会で元外交官の北川達夫先生が中３全員に世界を舞台に活躍することについて講演していただいた日でもありました。
いつか根岸さんや蜷川さんはじめ、本校の模擬国連で各国代表として議場を沸かせたような生徒たちが、外交官や国連職員となって、後輩に感動のスピーチを届けてくれる日がいまから待ち遠しい限りです。
改めてお二人の活躍、おめでとうございます。
関先生はじめグローバル関係の先生方、ご指導、支援ありがとうございました。

※以下、各議場の結果だそうです

【B議場】
最優秀賞：渋谷教育学園渋谷高等学校（ナイジェリア）
優秀賞：　大妻高等学校（韓国）
優秀賞：　桐蔭学園中等教育学校（ルクセンブルク）
地域特別賞：　宮城県仙台二華高等学校（チリ）

【A議場】
最優秀賞：　灘高等学校（日本）
優秀賞：　開智高等学校（チリ）
優秀賞：　駒場東邦高等学校（ドイツ）
地域特別賞：　高水高等学校（イラン）

【ベスト・ポジションペーパー賞】
聖心女子学院高等科（インドネシア）
大阪府立天王寺高等学校（ドイツ）

校長　成島由美