大妻中学高等学校

校長先生のお便り

Principal's Letter

校長先生のお便り
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芝浦工業大学様との高大連携協定

皆さま、ごきげんよう。

このたび本校は、芝浦工業大学様と高大連携協定を締結いたしました。
先日、同大学の豊洲キャンパスで行われた調印式に臨み、併せてキャンパスを見学させていただきました。

豊洲の地に広がるキャンパスは、私が抱いていた「工学系大学」のイメージを鮮やかに塗り替えてくれるものでした。
明るく開放的な建物、洗練された教室、そして随所に置かれた斬新なデザインの椅子や家具。
研究室もすべてガラス張りで、先生方それぞれの個性が感じられました。
空間そのものが、学生の創造力を刺激するように設計されており、「ものづくりの精神」がキャンパス全体に息づいていることを感じました。

既に春休みに入っていたため、直接学生の皆さんとお話する機会はありませんでしたが、デザイン工学部や建築学部のラボには、試行錯誤の跡がうかがえるプロダクトデザイン模型や、繊細な建築模型が並んでいました。
学生の皆さんが日々生き生きと自分のアイデアを形にしていく様子が、目に浮かぶようでした。
「工学」と聞くと、どこか無機質な灰色の世界を想像してしまいがちですが、そこには創造と発想に満ちた、活気ある学びの場が広がっておりました。
https://www.shibaura-it.ac.jp/index.html

今回の調印式では、環境システム学科の教授でもある磐田朋子副学長先生があたたかく迎えてくださいました。
「私も女子校の出身ですので、女子の皆さんの行動力や積極性はよくわかります」
そう語る磐田先生の言葉からは、女子学生への大きな期待、そして理工系分野における女性の視点の重要性が、強く伝わってまいりました。

本校でも近年、理系分野を志す生徒が増えております。
現在の高校3年生では学年の約45%、下の学年では半数を超える生徒が理系進学を希望しています。
本校の教育理念は、「社会に貢献できる自立した女性の育成」です。
今回の提携は、理系分野に進み、どのように社会貢献できるのかを考える生徒たちにとって、大きなヒントとなることでしょう。

今後、大学様のご協力を得ながら、先生方による模擬講義等に加え、学生の皆さんとの交流や、中学生向けの体験イベントなどのプログラムを展開してまいりたいと存じます。

慣れ親しんだ環境から一歩外へ踏み出し、大学生という少し先の先輩たちと触れ合う中で、自分の将来をじっくりと考える。
そんな等身大の学びの時間を、これからも大切に作り出していきたいと考えております。

明日が、皆さまにとって素晴らしい一日となりますように。

ごきげんよう。

大妻中学高等学校
校長 赤塚 宏子