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シジュウカラ
皆さま、ごきげんよう。
中学入試3日目となりました。
受験生をお迎えするために正門に立っていると、校庭のカツラの木に、さまざまな鳥たちがやって来るのに気づきます。
中でも、頬の白い可愛らしい小鳥が目を引きました。
鳥に詳しいとは言えない私に、守衛さんが「シジュウカラ」と、その名前を教えてくださいました。
調べてみましたら、シジュウカラは、雌雄そろって巣に通い、幼鳥の口に合う大きさの餌を何度も何度も運ぶ鳥だそうです。
幼鳥が巣立ったあとも、すぐには突き放さず、飛び方や餌の取り方を教え、少しずつ自立を促すとのことでした。
説明を読みながら、ふと、受験生の保護者の皆さまのお姿が心に浮かびました。
学習環境を整え、お子さまの体調を気遣い、心配や迷いを胸の内にそっとしまって、励ましの言葉をかけ続けてこられた日々。
この子が自分の力で飛び立つまではと、あたたかく寄り添ってこられたことでしょう。
中学受験は、受験生一人一人にとって、巣立ちへの第一歩なのかもしれません。
お子さまが今日ここにいらっしゃること、それ自体が、これまでどれほど丁寧に、そして愛情深く育てられてきたかの証です。
私たち教職員は、その思いをしっかりと受け止め、大切なお子さまを責任を持ってお預かりいたします。
ごきげんよう。