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グローバル探求プロジェクト マラウイの給食支援から「私たちにできること」を見つけよう

11月1日に、NPO法人せいぼ様をお迎えし、「NPOとは何か」、「日本にいながらマラウイのためにできることは何か」をテーマとした授業を実施していただきました。
授業の中では学校給食支援活動についてご紹介いただき、参加した生徒たちも「日本の中高生としてどのようにマラウイの子供たちを応援するか?」について熱く議論を交わしていました。また、後半では現地に滞在する学生スタッフの方々ともオンラインで交流する機会を設けていただきました。 初めてマラウイという国名を耳にする生徒も多かったようですが、今回得た国際協力についての新たな学びを今後に生かしていってくれることを期待します。

以下に、今回の活動に参加した中学生・高校生のコメントを掲載いたします。高校生が今回の授業の詳細についてもまとめてくれていますので、ご覧ください。

【参加した中学生のコメント】
このワークショップに参加する前は、マラウイという国自体、名前しか聞いたことがなかったのですが、今回マラウイが抱える貧困問題、人々の心の豊かさなど様々なことが学べ、改めて自分ができることは何かを考えられる良い機会になりました。

【参加した高校生のコメント】
大妻グローバル探究プロジェクト「大妻中高×NPO マラウイの給食支援から“私たちにできること”を見つけよう」ではmobellの山田さんからお話を伺いました。
山田さんはNPO法人せいぼで「おなかを減らしているすべての子どもに給食を!」という長期目標を掲げ、マラウイの学校給食を支援しています。マラウイはアフリカ大陸に位置する「Warm Heart of Africa(アフリカの暖かい心)」と呼ばれている国です。
今回は、NPOとは何なのか、マラウイのことを知ろう、Warm Hearts Coffee Clubについて、他の学生から学ぶというセクションに分けて授業が行われました。
「NPOとは何なのか」では「business」と「charity」の違いに重点をおき、利益とは何なのか、せいぼは利益をどのように活用し学校給食に支援をしているのか、そもそもなぜ学校給食を支援するのかついて話し合いました。
「マラウイのことを知ろう」では大妻の南アフリカ出身のネイティブとともに、マラウイの特徴や給食の紹介などをして下さいました。v 「Warm Hearts Coffee Clubについて」では、マラウイで作られているコーヒーをせいぼが販売し、その利益を「business」ではなく、「charity」としてマラウイに寄付する制度を教えて頂きました。また、せいぼのフェアトレードの解釈の仕方についても教えて頂きました。
最後の「他の生徒から学ぶ」ではzoomでマラウイにつなぎ、リアルタイムで現地で活動している大学生の方とお話をすることが出来ました。マラウイの雰囲気や活動する心境などを日本人目線で聞くことができ、貴重な体験ができたと思います。
私は元々貧困問題に興味があり、この企画に参加しました。せいぼ様が学校給食に寄付している理由には子供が学校に行く理由を作る、母親の負担を減らす、貧困家庭にいる子供がご飯を食べれるようにするというものがあると知り、ただ家庭に支援する以外にも家庭を救う方法があることを知りました。このマラウイの企画を通して、現地に行って直接支援したいなという気持ちが大きくなりました。

せいぼじゃぱん様の活動内容については、団体ホームページ(https://www.seibojapan.or.jp/news/)も合わせてご覧ください。