- 受験生
- 在校生・保護者
- 卒業生
素晴らしい先輩たち
皆さま、ごきげんよう。
桜の花びらが舞う入学式を終え、中学校一年生も、少しずつ新しい環境に馴染んできたようです。朝、正門で元気いっぱいの挨拶を受けるたび嬉しく感じております。
さて、先日9日には、大妻講堂にて高校の新入生歓迎会が行われました。生徒会が中心となり、部活動紹介と講演会を実施。今年の講演会は、初の試みとして「激レア卒業生を連れてきた」と題し、二人の卒業生をお招きしました。
お一人目は、二浪の末に東京工業大学へ進学されたA先輩。受験時代の驚くべきエピソードや、浪人生活での失敗談は、生徒たちの笑いを誘いつつも、目標に向かって努力することの大切さ、そして受験を通して自分自身を知ることの重要性を教えてくれました。現在はプラント設計の分野でご活躍、来年からはカタールでの勤務が決まっているとのこと、目覚ましい成長ぶりに感銘を受けました。
もうお一方は、「高校時代は校長面談の常連」だったというB先輩。勉強は苦手だったものの、中高6年間学級委員を務め、そこで培われたコミュニケーション能力とリーダーシップを武器に、幾度かの転職を経てキャリアアップを実現、起業も経験され、難関を突破して現在の職に就かれたそうです。知識不足を痛感し猛勉強された話や、社会貢献活動への熱意、そして夢に向かって努力する力強い姿勢は、生徒たちの心に深く響いたことでしょう。
さらに同日、本校から宝塚音楽学校に進み、この春初舞台を踏むCさんが来校してくれました。穏やかながらも、好きなことにひたむきに取り組む強い意志を感じさせるCさん。初舞台での口上も務められるとのこと、心より応援しております。
様々な分野で活躍する先輩方の姿は、生徒たちにとって大きな刺激となることと思います。「自分らしく生きる素晴らしさ」「人生の価値」を改めて感じてもらえたなら、これほど嬉しいことはありません。
明日も皆さまにとって素晴らしい一日となりますように。
ごきげんよう。