ごきげんよう。先住民のアラワク・インディヘナの言葉で「木と水の大地」を意味する、日本から遠く離れたカリブ海に浮かぶ島、ジャマイカに暮らし始めて十ヶ月が経ちました。みなさんはジャマイカという国をご存知ですか。レゲエが生まれた国といったら少しは身近に感じて頂けるでしょうか。私はそのジャマイカに主管官庁が外務省である特殊法人の国際協力事業団(JICA)から青年海外協力隊として派遣され、西インド諸島大学にて選択科目としての日本語を教えています。
大妻中高在学時から外国や異文化や英語に興味があり、大学在学中も多くの国を訪れ、一つの物事に対して、人それぞれの見方、価値観、常識が存在することに興味を抱きました。その興味が高じて、日本・日本文化・日本語を外国の人々に紹介し、それらを外から見たいと思い、日本語教師という仕事に就きました。
今回ジャマイカの大学で教職に就く前はタイや韓国といった、日本と文化的・経済的・地理的に近く、日本語学習熱がとても高い国々で日本語を教えていました。ジャマイカを選んだ理由は、今度は日本のそのようなものから遠く離れていて日本企業や日本人旅行者をめったに見かけないであろう国で日本語を教えたかったこと、そして、元々、一つの国の中に異人種・異民族・異文化が混沌と交じり合っていて一国の文化が成り立っている、日本とかなり異なる背景の国々が多いカリブ海地域に興味があったからです。
私の海外での女一人の生活を支える好奇心と行動力とバイタリティーは大妻で培われたものです。大妻中高在学中に「将来、絶対これになりたい、これをしたい!」と発見できたら万々歳ですが、「何となくこんなことをしたいのかもしれない」くらい漠然とした方向性を掴めるだけで十分だと思います。是非、常に色々な人の話を謙虚に聞き、様々な体験をし、自分の好奇心を満たす触覚を鋭く働かせて自分の人生を切り開いていって下さい。Be
you!