大妻中学高等学校
HOME
サイトマップ
リンク
教育内容 学園生活 進路 入試情報 資料請求 アクセス お問い合せ ブログ“ごもくめし”
ブログ“ごもくめし”
動画
卒業生の皆様へ
大妻中学高等学校 携帯サイト[QRコード]大妻中学高等学校
携帯サイト
http://otsuma.jp/
 『高校2年生修学旅行』 実施:平成19年5月8日〜12日 
高校2年生は、5月8日から12日まで九州地方へ修学旅行に参りました。
「広瀬先生への手紙」

修学旅行イメージ
修学旅行イメージ
 まず初めに、ストーンウォークという大切な活動中にわざわざ私たちのために帰国して下さり本当にありがとうございます。
 私達は1日目に知覧特攻会館に行き、4日目に先生のお話を伺いました。この旅行の前に長崎についての本も読みましたし、ある程度長崎原爆投下については知っているつもりでいました。しかし、先生の講話中、ところどころで先生がされた質問に、私は全く答えることができなかったのです。
 とても恥ずかしいと思いました。自分は何も知らなかったのに戦争や原爆について全てをわかったような気でいました。
 先生がお話しして下さった当時の日本は、やはり私からすると物語のようで、聞けば聞くほどいかに国民が視野を故意に狭められていたか、「国のために死ぬこと=家族のため、すばらしいこと」という意識が植え付けられていたかが感じられました。
 私は、今はもう学校で通常の生活に戻っていますが、未だに先生が最後におっしゃった言葉が忘れられません。

 「長崎で最後にするために、何をしたらいいのかを考えて下さい」

 世界を見渡せば、核所有国は少なくはなく、今なお増えているのかもしれません。
 そんな危険な状況で、私のように自分のことも上手にできない人間が、何ができるんだろう? あれからずっと考えています。
 きっと簡単に答えは出ないと思います。けれど考えることを放棄して、見てきたものに蓋をしてはいけないのだと思います。
 講話の後、館内を見学しました。11時2分で止まったままの時計や、道ばたに散らばる遺体、被爆者の方々の証言は、無知な私に大きな衝撃を与えました。これらの現実をちゃんと受け止めて私にできることを探しながらこれから過ごしていこうと思います。
本当に貴重なお話をありがとうございました。お身体にお気をつけて。


「知覧に行って」

修学旅行イメージ 私は平和学習班で知覧特攻平和会館を調べていました。最初は特攻隊についてよく知らなかったし、隊員たちが本気で「日本のため」と思って突撃したのだと思っていました。事前に特攻会館の資料を見てみると、突撃の前日なのに笑っている写真がありました。無理した笑顔ではなくて、心の底から笑っているように見えました。私の中で特攻隊のイメージが少しだけ変わった瞬間でした。それから、平和学習班でビデオを作ることになり、鳥浜トメさんという人を知りました。トメさんのことを調べていると、隊員たちがどのような思いを抱いていたのか少しだけわかったような気がしました。毎日毎日知覧について、隊員について調べていると、ふと「なぜ戦争が起きたんだろう。なぜ特攻は必要だったのだろう」と感じるようになりました。まだこれについての自分なりの答えは出ていません。
 それから映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」が公開されるということを知りました。できれば知覧に行く前に観たいと思ったので、試写会に応募し、当たりました。映画を観て、私がずっと考えていた「どのような思いで戦争に行ったか」に答えが出た気がしました。「大切で大好きな人を残して死にたくない」。でもそんなことは言えなかったと思います。だから隊員たちは「国のため」という理由をつけたのだと思います。「国のため」だと思わなければ死ねなかったのだと思いました。そして、お手伝いの女学生が空襲でたくさん死んでいたことも初めて知りました。試写会に行った私と友人は、知覧にも千羽鶴を持って行きたいと話し合いました。特攻ほど、残された人がつらいことはないと思いました。
 とうとう知覧に行く日が来ました。知覧町は特攻の飛行場があったとは思えない、のどかな町でした。ずっとこの目で見たいと思っていた富屋食堂(ホタル館)をちらっとだけれど見ることができて良かったです。特攻会館に着いて、三角兵舎の中を通りました。復元だとわかっているのに、何だか悲しくなってきました。少し前まで隊員が寝ていた感じがしました。中でうかがった館長さんのお話でもっと色々なことを知ることができました。展示してある遺書などをたくさん見て、やはり死にたくないと思っていた隊員たちがたくさんいたのだと思いました。
 知覧のことを調べ、実際に訪れて、今まで戦争のことは何も知らなかったけれどとても興味を持つことができました。どんな時代でも人は大切な人を守りたいと思っているのだと思いました、平和班になったのはなりゆきだったけれど、なって本当に良かったです。色々なことに感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
ページトップ▲
Copyright© 2003-2008 Otsuma School. All rights reserved.