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2009年12月 アーカイブ

2学期 終業式2009年12月20日 18:24

 12月19日(土)、2学期の終業式が行われました。
今回の終業式もテレビ放送で行われました。校長の講話では平成21年を振り返り、今年の漢字に「新」が選ばれたことにも触れながら、来年に向けて一人ひとりが高い志を持つことの大切さを述べました。
 また、バナナやりんご、洋ナシなどを見せ、一日の始まりに脳の栄養でもある良質の「糖分」を取ることで、いいリズムを持った生活を送って欲しいと述べました。
 
表彰・校歌斉唱の後に、高校生徒会の文化局・運動局の交代挨拶が行われました。
 
表彰は以下の通りです。
<中学>
○美術部 第37回東京私立中学高等学校写真・美術展 特選 中3 1名
                                  入選 中3 2名 中2 1名
<高校>
○バトントワリング部 第59回「社会を明るくする運動」 にて東京都より感謝状が授与されました。
○書道部 第22回東京都高等学校文化連盟書道展 東京都教育委員会賞 高2 1名
                                都高文連賞 高2 1名
                                優秀賞 高3 1名
                                会長奨励賞 高2 1名
○美術部 第37回東京私立中学高等学校写真・美術展 入選 高3 1名 高2 2名 高1 1名
○東京都高等学校文化祭第22回囲碁大会団体戦 第2位 高2 3名

吹奏楽部 クリスマスコンサート2009年12月16日 16:32

クリスマスムードを演出します 12月16日(水)、本校カフェテリアにおいて、吹奏楽部のクリスマスコンサートが行われました。普段生徒たちで賑わうカフェテリアですが、今日はコンサートホールに様変わり。ずらりと並んだ楽器が雰囲気をかもし出しておりました。
 クリスマスでおなじみの曲や、吹奏楽ならではの曲など5曲を演奏いたしました。テストも終わって、開放感にあふれた場内にさわやかな音色が響きわたりました。
 

コタカ先生を偲ぶ日2009年12月07日 12:22

朝は玄関前でご挨拶 平成21年度の「コタカ先生を偲ぶ日」を、12月3日(木)に放送朝礼を通じて行いました。
 今年度は、大妻大学の図書館で行なわれた「大妻コタカ展」を取材しました。手芸塾として出発した紀尾井町。そこで行なわれた手芸の数々。現在の三番町に学校となるまでを写真や地図を使いわかりやすくたどることができました。
 
大妻コタカ記念館にて
 また、せっかく建てた校舎が、大正大震災や第二次世界大戦で消失しても、あきらめずに再建なさった先生の精神は、「人は大きく己は小さく、心は丸く、気は長く腹は立てずに」というコタカ先生の言葉に、現れていると感じたことを、しめくくりました。
コタカ先生へのメッセージ

ユリイカの会 「古代ローマ帝国の遺産」2009年12月03日 12:32

 11月28日(土)13時から17時まで、赤塚教諭による解説講義を行った後、「古代ローマ帝国の遺産」展に行ってまいりました。
 
 参加生徒は17名と、多くはなかったのですが充実した企画となりました。
「日本におけるイタリア2009」の中心企画であり、国立西洋美術館の50周年記念事業でもある展覧会でもあるこの企画は、人類史上、比類のない長さと大きさを誇った古代ローマ帝国の遺産を紹介しています。
 二千年ほど前に、カエサルとアウグストゥスという対照的な二人によって建設された帝国は、その後三百年にも及ぶ繁栄を誇ります。史上最強の帝国といわれるローマ帝国がいかに出現し、皇帝の権力はいかに継承されていったのか。
ローマ帝国の誕生をはじめとして、帝国全土に平和をもたらしたすぐれた統治システムの内容と、豪華な宝飾品や生活用品、農機具などの展示によって「最も幸福で繁栄した時代」を明らかにするものでした。
 あわせて、南イタリアのウェスウィウス(ヴェズヴィオ)火山の噴火によって一瞬のうちに埋没してしまったポンペイの出土品からも当時の生活を考察するという興味深い展示が企画されていました。

 共和政の伝統を持つローマで、初代皇帝となったアウグストゥスが、どのような大衆操作を行っていたはい、ポーズ
のか。たとえば紀元前5世紀ギリシアのクラシック様式で自分の像を作らせ、ヘレニズム風の君主としてのイメージを払拭するなど、彫像やコインに刻まれたアウグストゥスの政治を知ることができました。
また、水道管の規格を揃えられ全ての市民が恩恵に浴していた様子など、合理的で享楽的なローマの生活の一面をかいま見ることもできました。

ル=コルビジェ設計の建物に見入る者、中庭のロダンの作品を味わう者、さらには常設展まで見て閉館時間まで粘った者など、いろいろな楽しみ方ができた半日でした。

中学 生徒会役員選挙2009年12月02日 12:48

貼り出されたポスター 11月25日(水)、5・6時間目に次期生徒会役員選挙が行われました。
例年は会長・副会長の演説を大妻講堂で行い、その後全校の投票によって決定しますが、今年はインフルエンザの影響で、テレビ生放送による選挙演説になりました。
 
 
失敗は許されません!!緊張します! 準備は選挙管理委員と現役員が行いました。初めての試みに、はじめはとまどいもありましたが、徐々に慣れ、生放送という失敗が許されない緊張感が漂う中、本番でも素早い動きをみせておりました。
 候補者および応援者は、聞いている人の反応が見えないカメラの前での演説にかえって緊張が高まっているようでしたが、自分の考えを伝えようと熱心に訴えかけていました。応援者も候補者の人柄や行動力などを色々な方法でアピールし、盛り上げてくれました。緊張感漂います。ドキドキです。
 各教室で見ている生徒たちは、普段講堂で見えにくい候補者の表情がテレビ放映によって間近に見ることができて、例年以上に集中して聞いていました。
 無事に生放送を終え、役員や候補者はほっと一息。
 新しい役員の皆さんにはぜひ精一杯頑張ってもらいたいと思います。

高1 保護者ネットワーク講演会2009年12月02日 08:50

 11月28日(土)に、進路指導の一環としての初の試み、「保護者ネットワーク(※)講演会」を、高校一年生の生徒を対象に開催いたしました。保護者の方などから講師を募り、今回は8名の方にご講演いただきました。下記に講演内容をご紹介します。
 
・夢をかなえる戦略
・知的財産と、財産を護る職業
・貿易業務と留学とキャリアについて
・広告会社の仕事とは
・理工系女子が働くということ
・天職に出会う方法
・教育・診療・研究―保健医療、福祉職に求められる視点
・社会の期待に応えるために
 
 
※「保護者ネットワーク」とは・・・保護者を中心として構成され、本校の進路指導の一環として、主に講演をお願いしております。
 
講義のようす① いずれも大学模擬講義とは違った方面からの内容で、実際に就いている職業現場での話がリアルさをもった「体験」として紹介されていました。それぞれの講師の方の人生の「プロジェクトX」であり、仕事での苦労話以外にも子育てや家庭との両立など、父母ならではの思いも垣間見えました。
 進路指導部からは仕事の一端を紹介していただくつもりで依頼したのですが、当日用に資料を作成し直して下さったり、前日に入念なリハーサルを行って下さったりと、結果的に大変な手間をかけていただくことになりました。誠にありがとうございました。生徒が将来を模索するための企画でありましたが、今後長らく人生の意味を考える上で、大きく影響してゆくであろう、充実した内容でありました。
 
講義の様子②受講した生徒の意見をいくつか以下にご紹介します。
 
「知らないことがたくさんあって、すごく新鮮でした。やはり現場に勤めている方の話はリアリティがあって飽きなかったです。」
「夢は自分のためではなく、世の中のため人のためにかなえるものだということを忘れてはいけないと思いました。自分の個性を活かして自分にしかできない仕事をできるようになりたいです。」
「具体的に自らの仕事での経験をもとに話をしてくださいましたが、これからの勉強にも通じると思いました。夢に向かって一直線というだけではなく、これからの高校生活や大学でいろいろな寄り道をしてみようと思いました。」講義の様子③
「私は将来どういう職業に就きたいのかを考えていました。しかし大事なのはどのような形で社会に貢献するのかを考えることだと聞いて、一から考え直してみようと思いました。」
「私は初めて法に関することについてお話を聞きましたが、とても興味深い内容でした。最後のスティーブ・ジョブズのスピーチがとても印象に残りました。」
「今まで西洋医学のことだけを考えて、それだけを調べていましたが、東洋医学は未病のうちに治すと聞いて、すごく興味がわきました。」
講義の様子④「理工学部を卒業し、研究をたくさんしていても、性別で差別されるようなことがなく、普通の企業に入れるとわかって、不安が少しなくなった。研究が役に立つ会社に入り自分の力を発揮したいと思った。」
「自分が天職に出会えるかどうかはわかりませんが、自分が好きなことができ、やりがいのある仕事に就きたいと思いました。好きなことをしている人は輝いているなあ、と思いました。」
「やはり、この職業に就きたいからこの学部でこの勉強がしたい、というやり方は間違っているのかな、と思いました。一から深くじっくり考え直してみたいと思います。本当に講義を聞けて良かったです。」
「少しだけ今回の保健の期末考査の範囲だったので、ためになった。」
「保健医療は絶対に自己満足ではいけない、ということを初めて意識させられました。相手のことを第一に考え、家族の不安を解消するところまでが医療の大切な仕事なんだと改めて思いました。」
「先生の話が大変面白くて、ひきこまれる内容でした。今まで外国製品の輸入会社について話を聞く機会がなかったので、とても興味を持てました。また一人旅や留学の話も、すごく参考になりました。」
講義の様子⑤「実際に仕事をしている人の生の声を聞いて、将来を真剣に考えるべきだと改めて感じました。リアリティがあって、すっごく身にしみました。」
「ピンチはチャンスという言葉が一番心に残りました。今、部活などでピンチだらけだったのでとても心が救われました。女性に不利でない仕事を探すのも楽しそうだなと思いました。」
「広告会社は自分が思っていたよりも多くの仕事があり、びっくりしました。保護者の方という身近な人たちから話を聞くことで、理解しやすかったし、考えも深まりました。」

大妻中学高等学校HP

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